洗濯機の意外な事実❕日頃どのようなメンテナンスをすればいいのか?
毎日、使用している洗濯機その裏側はどうなっているのかを想像したことはあるだろうか。
このブログを読んでいただき洗濯機その裏側がどうなっているのかを知ることによって今後のメンテナンスに活かして頂ければ幸いです。
今回は、新宿区西落合にて日立製 型式BW-8TV 2014年製の洗濯機を洗浄しました。
・洗濯槽の裏側の事実
まずは、パルセーターの裏側の様子です。
パルセーターは、中心のネジ1本で固定されているのですが、ねじの上面に洗剤成分と汚れがガッチリ固着しており、なかなか緩めることが出来ませんでした。
そこで、熱湯をかけて少しづつ固まったものを除去しなんとか外すことに成功。
写真は、外したパルセーターの裏の様子です。今回もやりがいを感じさせる仕上がり具合です。
しかし、こんなに汚れた中で洗濯していたことを想像すると、ゾッとしますね。
でも、ここが汚れているということは洗濯槽も大変なことになっていることが予想できます。
次は洗濯槽を取り外していきます。
7年分の汚れが塊になっていました。
これが現実で、表からは想像できない汚れです。
残ったバケツのほうも洗剤カスやカビがびっしりと付いていました。
・汚れの落とし方
洗濯槽の汚れの原因は主に洗剤類の残りやそれを餌にするカビです。
ですので、家庭用のハイターやカビ取り剤を塗りつけると効果的です。
・バケツのお掃除方法
ハイターをまんべんなくスプレーし5分ほど放置します。
その後柔らかいスポンジで、汚れを緩ませこすっていきます。
最後に、しっかりと水で濯いで完了です。
見違えるほど綺麗になりました。
・パルセーターのお掃除方法
まずは、浴室で熱めのシャワーで汚れを緩ませます。
洗剤や石けんが固まったものが主ですので、熱湯をかけてあげると洗剤成分は解けて剝がれてきます。
あとは、カビ取り剤もしくはハイターを吹きかけ5分ほど放置し漂泊します。
その後お湯で濯げば、大半の汚れは落とすことが出来ます。
それでも、皮脂汚れや油成分が固着しているとなかなか綺麗になりません。
それらは、少しアルカリ度の強い洗剤を使用しブラシ等で丁寧に綺麗に仕上げていきます。
・洗濯槽のお掃除方法
これも、パルセーターと同様の順番で綺麗にしていきます。
見違えるほど綺麗になります。
これで、毎日の洗濯機ライフも気持ちよくなりますね。
・どんなお手入れをすればいいのか?
綺麗になった洗濯機は、日頃どんなお手入れをしていけばよいのでしょうか?
私の経験では、定期的に市販の洗濯槽クリーナーでお手入れをなさっておられお家は比較的綺麗な傾向があると感じています。
また、洗剤や柔軟剤の使用方法の工夫も出来ます。
柔軟剤は、思っている以上に溶けにくいので、多めに使い続けると残った柔軟剤は、洗濯槽の裏側に少しづつ付着していきますので、適量をお湯でよく溶かし手入れてあげるのも良いかもしれません。
洗剤も、粉ですと溶けにくいのでよく溶かしてあげて、濯ぎの回数を増やしてあげるのも良い方法です。
でも、お手入れしていても徐々に汚れは付着してきます。
定期的に、専門の業者にクリーニングをご依頼することをお勧めいたします。